変則の不倫関係が始まりました
私たちの前に現れたユウさんは、カナコの言うとおり、さわやかな好青年と言った感じの男性でした。銀行マンというよりも、どこかアウトドアでテニスでもやっているのが似合いそうな感じ。
とても、自ら「巨根」を名乗る変態には見えませんでした。
でも、彼は女二人で現れた私たちに驚いていました。
「…えっと…どっちがヒトミさん?」
すかさず、カナコが答えます。
「こっちがヒトミ。よく見てよ、綾瀬はるか似でしょ。しかも、Fカップの巨乳。私はBカップですからね。明らかにこっちがヒトミ」
「じゃあ、あなたは?」
「あ、私はヒトミの保護者みたいなもん。カナコって言います。初めてじゃないけど、はじめまして」
その後、バーに移動して、ここまでの経緯を逐一ユウさんに説明しました。
もちろん、説明していたのはカナコ。私は黙ってとなりで下を向いているだけです。
だって、カナコったら私がソファでエクスタシーを感じて床やソファを汚してしまった話まで、すごくリアルにユウさんに伝えるものだから、恥ずかしくてユウさんの顔を見られなくなっちゃったんです。
「という訳で、この子を楽しませて挙げてほしいの」
「…カナコさんは?楽しまないんですか?今のお話聞いてると、ヒトミさんカナコさんが指導してあげなくちゃ、フェラも出来ないんじゃないですか?」
その言葉に、さすがのカナコもすこし唖然としてました。
でも、すぐに頭を切り替えたようです。
「そうね。アタシも楽しまなきゃ損かも。乗りかかった船だしね。いいかしら?」
変則不倫関係の誕生でした。
タグ
トラックバック&コメント
コメントは受け付けていません。