カナコに、あんなことを教えてもらうとは…
カナコの婚約相手は絶倫で、カナコは毎晩5回はイカされるそうです。
当時の私はそんな事を聞いてもなんのことやらきょとんとしていたことでしょう。
「ふ~ん」と相槌を打つ程度だったのでしょう。
そんな様子を、目ざといカナコが見逃すはずはありません。
「ちょっと、ヒトミ。あなた旦那から満足させてもらってるんでしょうね?」
「?なんのこと?」
「セックスよ。ちゃんとエクスタシーを与えてもらってるんでしょうね」
「?」
「イカせてもらってるのかって聞いてるの。そもそも、あなたにあの男を紹介したのはあたしの当時の彼なんだから、あたしも少しは責任感じてるのよ。ちゃんと、気持ちいいセックスしてるの?」
そこで私は、正直に言いました。
「…あたし、セックスあまり好きじゃないから…」
この時のあたしの正直な気持ちです。そう、私は主人が一方的に射精して、中途半端に体をいじられて終了するセックスを人妻なのにあまり好きになれなかったのです。
「なんで!?あんなに気持ちいいこと嫌いな女がどこにいるのよ!」
「…あたしは、気持よくないのよ」
「やばいよヒトミ!あんた病気かも!不感症かもよ!」
実際そうでは無かったのですが、この時カナコは本気で心配したのでした。
「…病気じゃないと思うけど…」
「…私、親友として放っておけない。ちょっと、ショーツ脱ぎなよ」
もちろん、この時はそんな行為はとんでもないと思っていましたが、あまりにも強くカナコが主張するので、仕方なく従うことになったのです。
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